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修学旅行フィールドワーク成果発表会 ~ベストプレゼンターになろう~
2年生が修学旅行で実施したフィールドワークの成果発表会が3月13日、体育館で行われました。昨年12月1~4日に、熊本・長崎・福岡に修学旅行へ行き、3日目に「探究学習」として班ごとにフィールドワークを行いました。フィールドワークは、グラバー園や大浦天主堂など長崎市内の各所を中心に13カ所(下記、プログラム参照)について、班ごとに「深堀」したいテーマを決め、それについて現地調査を行うというもの。修学旅行の事後学習として、「新聞」か「プレゼン」のかたちで、成果を発表しました。
【修学旅行フィールドワーク成果発表会】
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フィールドワーク先 |
テーマ |
1 |
三菱兵器住吉トンネル工場跡 |
なぜ工場からトンネルに疎開したのだろうか |
2 |
興福寺 |
興福寺の起源 |
3 |
波佐見焼 |
現代の波佐見焼と当時の波佐見焼の違い 今人気のある波佐見焼のデザインとは |
4 |
浦上天主堂 |
なんで世界遺産にならなかったか |
5 |
出島 |
現代の出島の風景 〜明治の歴史に迫る~ |
6 |
グラバー園 |
グラバー園の歴史と日本への影響 |
7 |
長崎恐竜博物館 |
恐竜の歴史と進化について学ぶ |
8 |
旧城山国民学校 |
旧城山国民学校の歴史 |
9 |
さるこう |
長崎の建築様式について知ろう |
10 |
軍艦島デジタルミュージアム |
軍艦島の歴史について |
11 |
池島炭鉱 |
なぜ池島の石炭は、良質なのか? |
12 |
桃カステラ |
なぜ桃カステラか |
13 |
大浦天主堂 |
なぜカトリックのみが広まったのか |
この日は、13カ所それぞれについて、代表で選ばれた全13班がプレゼンを行い、2年生約240人が仲間のプレゼンに熱心に耳を傾けました。
すべての発表が終わった後、生徒と教員による投票が行われ、「ベストプレゼンター」を決定。「大浦天主堂では、なぜカトリックのみが広まったのか」をテーマにした「大浦天主堂班」が、約90票を集め見事選ばれました。
表彰では、工業高校らしく機械科の最新鋭レーザー加工機で作った木製の表彰状が学年主任から班員に授与されました。
どの班の発表もとてもすばらしく、普段物静かな生徒たちも240人を前に堂々と自分の言葉で話していました。特に、準備時間が少ない中で、どの班もレベルの高いスライドを作っていました(ベストプレゼンターのスライドとプレゼン動画を添付)。さすが工業高校生。
これで、2年生の修学旅行は全日程を終了。2年生はこれから、卒業後の進路実現に向け本格始動していきます。
みなさん、お疲れ様。感動した!
【ベストプレゼンターのプレゼン動画】
【ベストプレゼンターのプレゼンスライド】
球技大会を行いました。
3月14、15日と2日間、1・2年生で球技大会を行いました。
各学年ごとに、サッカー、バスケットボール、バドミントンを行いました。
【環境科学科】パテントコンテスト表彰式
3月13日(月)に開催された、令和4年度パテントコンテストの表彰式(神田スクエアホール)に、特別賞(世界知的所有権機関賞)を受賞した環境科学科3年生の堀口幸聖君(さいたま川通中)が参加し、作品(昆虫の飼育ケース内の温湿度管理を簡単に行うことができる発明)のプレゼンテーションを行いました。
会場には、主催・後援の企業の来賓の方を始め、工業界において著名な方もおり大変貴重な体験をしたと思います。
なお、堀口君はすでに特許出願を済ませてこの受賞式に参加しました。今後は、特許取得をする見込みです。
4月からは大学に進学します。ぜひ工業高校で学んだ実践的な知識と技術を活かし、頑張って欲しいと思います。
図1 プレゼンテーションの様子
図2 世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所長からの表彰の様子
図3 次期選考委員長の吉野彰博士(2019年ノーベル化学賞受賞者)との懇談の様子
図4 大澤校長への受賞報告の様子
令和4年度 第58回卒業証書授与式
令和5年3月10日(金)穏やかな春の日に、第58回卒業証書授与式が挙行されました。新型コロナウィルス感染対策が緩和され、マスクを外して参加する生徒も見受けられました。また、2年生は教室でのリモート参加となりました。
入学の時は、学校一斉休校により、新学期が遅れてのスタートとなり、学校行事も少ない学年でしたが、逆境にも負けず、久喜工プライドを持って歩んでほしいと思います。
令和4年度 甲種危険物取扱者免状 年少取得者表彰
消防試験研究センター埼玉県支部より、危険物取扱者免状年少取得者表彰を、本校工業化学科3年生の髙橋龍一(たかはしりゅういち)さんと環境科学科3年生の堀口幸聖(ほりぐちさきと)さんが受賞しました。本校の大澤校長より表彰状と記念品を受け取りました。二人とも難関の甲種に合格しており、埼玉県内の高校で二人以上の合格者を出したのは久喜工業高校が唯一の受賞です。堀口さんは今回危険物全類合格表彰も同時に受賞しました。
甲種危険物取扱者は国家資格で、消防法に定められた火災の危険を有するガソリンやニトログリセリン、リチウムなどすべての危険物を取り扱うことが出来ます。化学工場やガソリンスタンド、研究施設などで保安監督者など安全指導のエキスパートとして活躍できます。